『河童が覗いたインド』 『ぼくたちでも妊娠できますか?』

ノミネート作のご紹介、最後はノンフィクション2作。


河童が覗いたインド (新潮文庫)

河童が覗いたインド (新潮文庫)


『河童が覗いたインド』妹尾河童新潮文庫

長年の愛読書です。河童さんを知らない世代が増えつつあるので、往年の大ベストセラーをあえて推薦したい!こんなに、這いずり回って覗き込んだ旅行記がかつてあったでしょうか?ヨーロッパや日本の覗き歩きもありますが、やはり最高なのはこのインドでしょう!人類の好奇心が生み出した最高の産物!それが本書です。とにかくどのページからでもかまいません。覗いてください。人間くさくて、暑くて、大きくて、美しいインドがそこにあります。


【 アバンティブックセンター京都店  安西推薦 】


ぼくたちも妊娠できますか?―平凡な日常を驚きの世界に変えるQ&A (ハヤカワ文庫NF)

ぼくたちも妊娠できますか?―平凡な日常を驚きの世界に変えるQ&A (ハヤカワ文庫NF)


『ぼくたちも妊娠できますか?』ビル・ソーンズ/リッチ・ソーンズ(早川文庫)

ハヤカワのサイエンスエッセイが好きで「キリン伝来考」「変な学術研究」「火星の人類学者」
色々まよったんですが、インパクト勝負でこの本にします。
どこから読んでもおもしろい。まじめなのにくだらない。
ろくでもない質問が続きますが、楽しい一冊です。


【 ジュンク堂書店京都店 山本推薦 】


※ こちらの『ぼくたちも妊娠できますか?』は、現在品切れで、どこの店舗も再入荷の予定がございません。大変申し訳ございませんが、ご了承下さいませ。

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駆け足でしたが、ご紹介してまいりましたノミネート作14作。この中から第二回京都水無月大賞に選ばれえるのはどの作品でしょうか・・・どうぞ6月1日の発表をお楽しみに!