水無月大賞2010発表会

こんばんは!
三省堂書店の中澤です。

なまくら (講談社文庫)

なまくら (講談社文庫)

6月1日に大賞作品が発表になって早1週間。
週間売上ランキングが各店で発表になるなどしてますが、
おかげさまで、当店では文庫部門5位に早々にランクインしました!
これから徐々に週間1位に向けて上昇を狙います。ふふふ。
宣伝になっちゃって恐縮ですが、
吉橋先生にサイン本を作って頂きました!
三省堂書店京都駅店にてお求めいただけますので、どうぞお問い合わせくださいませ。
 
(『なまくら』サイン本についてはこちら http://www.books-sanseido.co.jp/blog/kyoto/2010/06/2010-7.html

さて、本日は週末に水無月大賞表彰式を水無月会メンバーで行いました!
なんと、吉橋先生に京都へお越しいただきました!!
河原町の某居酒屋の個室にてメンバーが集まり、まずは「大賞受賞おめでとうございまーす!!」と乾杯。
作家さんにお会いできるということで、緊張気味のメンバーとシャイな吉橋先生。
最初はぎこちないながらも、ごはんとお酒が届くごとに打ち解けてわいのわいのと盛り上がりました。

「『車引き』が好きだ!男は女にこんなこと言われたらそれだけでがんばれるんだ」と杉山さんが力説。
「『つの字』がいい!京都人のたくましさと京都の文化が生きているのがいい」と加藤さんが褒める。
「黒谷って京北のほうの黒谷やったんか!市内の黒谷かと思って、砥石山なんてどこにあるんやろと思ってた」と新発見する安西さん。
「いまこんな風に叱ってくれる大人がいない」と憂う女性陣。
「『どろん』の花ちゃんがかわいい!」とみんなと違ってズレた感想を言う私。
それぞれに吉橋先生による裏話、解説を教えてもらって
「『赤い番傘』のおかみさんはめっちゃ京都人やな!」と、オチのすばらしさにみんなで笑った会でした。

メンバーみんなますます『なまくら』が好きになりました!
がんばって売るぞ!と決意して、メンバーの手書きPOPを集めた表彰POP集を吉橋先生に贈って記念撮影をパシャリ。

さらに励みになることに『なまくら』で京都水無月大賞受賞したことをきっかけに
吉橋先生の初期の名作『京のほたる火』が講談社文庫さんより改定して復刊することが決まりました!!
いやっほい!!
どうぞ『なまくら』で吉橋通夫という作家さんの魅力を体感してください!