A HAPPY LUCKY MAN (光文社文庫)


4月も後半に突入し、なんだかんだやってるうちに水無月大賞発表まであと1ヶ月ほどとなりました!ノミネート作を推薦者それぞれが熱烈アピール、のコーナーでございます〜。京都のはずれ(京都市内でないのはウチの店だけなんです・・・)よりオススメするのは・・・


『A HAPPY LUCKY MAN』(福田栄一光文社文庫

めんどくさいことは何故か一度に起こる・・・!
採点厳しい教授のレポート締切(落としたら留年)、突然寮長代理、友人の彼女失踪、寮生チカン疑惑、バイト先倒産の危機、色ボケ祖父の監視、ライバル男子寮とステキ女子寮との3寮合コン―まあ次から次へと難題が!


チャラそうに見えてお人よし、困っている人をほっとけない男子大学生が、こんな面倒事をおしつけられ、最初はいやいやながらも何とか解決しなきゃと奮闘するドタバタコメディです!主人公がてんてこまいになればなるほど面白い、ちょっぴり気の毒な気がしますが、笑えるものは仕方ない。ラストの着地もお見事です!


これドラマになったらすごく面白いんやないかな!って思うんですよね〜。主人公の男子大学生が某グループの○宮くんとかどうですかね!・・・と私の勝手なキャスティングは置いといて、男子寮が舞台ということでいろんなタイプの男の子が出てきます。勝手に男前当てはめて読むのも楽しいですよ!


さらっと読めて面白い、笑いたい方におすすめの1冊です!


恵文社バンビオ店 大瀧)