京都水無月大賞2011ノミネートフェア開催中! 三省堂書店京都店

水無月大賞ノミネートフェアただ今開催中です。
こちらは三省堂書店京都店さんの様子です。

ご担当の中澤さん推薦の「ガッコウの先生」(飛鳥井千砂・ポプラ文庫)がずらりと!


([あ]6-1)学校のセンセイ (ポプラ文庫)

【推薦者 中澤さんのコメント】

この著者の感性は何かある!この著者は伸びるよ!これから先が楽しみ!
と思わせてくれる作家さんです、飛鳥井千砂さん。
デビュー作の『はるがいったら』(集英社文庫)とどちらを推薦しようか
うんうん悩んだ末に『ガッコウの先生』に決めました!
名古屋の学校に勤める俺こと桐原一哉。熱意をもって教師になったのではない。
他人は他人。面倒事はごめん。
めんどくさがりの学校の先生が、問題児や好意を寄せる生徒、まじめすぎる同僚、
恋に浮き沈みする女友達、個性的な恰好のお向かいさんなどなど
一筋縄ではいかない人たちと出会ってちょっと本気になるフツーの先生のおはなし。
大きな事件や出来事が起こるわけではないのに、フツーの先生の
オンとオフの日常が描かれているのに、
主人公桐原センセイの人間味になんだか他人事じゃなくなって、
ぐいぐい読み進めてしまいます!
フツーのお話しほどただならぬ感性というものは光るものでして、まさにこれがその証!
読み心地もさわやかすっきりで、読めば読むほど飛鳥井千砂さんに惚れこんでしまいます!


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


今後も推薦者のコメントを添えて
ノミネート作品をご紹介していきます!