2011京都水無月大賞Bブロックノミネート作『アマニタ・パンセリナ』『ガッコウノ』
- 作者: 中島らも
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1999/03/19
- メディア: 文庫
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それがいつの間に、「ドラッグ=悪」という図式が出来上がってしまったのか・・・。
などという固い話はなく、作者の実体験に基づいた「本当!?」と思う笑える話が続々。
ドラッグの怖さを知り理解を深めるのに格好の1冊。悪用厳禁!
(大垣書店五条店・杉山さん推薦コメントより)
『ガッコウの先生』飛鳥井千砂(ポプラ文庫)
- 作者: 飛鳥井千砂
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2010/10/06
- メディア: 文庫
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と思わせてくれる作家さんです、飛鳥井千砂さん。
デビュー作の『はるがいったら』(集英社文庫)とどちらを推薦しようか
うんうん悩んだ末に『ガッコウの先生』に決めました!
名古屋の学校に勤める俺こと桐原一哉。熱意をもって教師になったのではない。
他人は他人。面倒事はごめん。
めんどくさがりの学校の先生が、問題児や好意を寄せる生徒、まじめすぎる同僚、
恋に浮き沈みする女友達、個性的な恰好のお向かいさんなどなど
一筋縄ではいかない人たちと出会ってちょっと本気になるフツーの先生のおはなし。
大きな事件や出来事が起こるわけではないのに、フツーの先生の
オンとオフの日常が描かれているのに、
主人公桐原センセイの人間味になんだか他人事じゃなくなって、
ぐいぐい読み進めてしまいます!
フツーのお話しほどただならぬ感性というものは光るものでして、まさにこれがその証!
読み心地もさわやかすっきりで、読めば読むほど飛鳥井千砂さんに惚れこんでしまいます!
(三省堂書店ルクア大阪店・中澤さん推薦コメントより)